全員の音がばらばらだ
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バンドをしていく上でまず気をつけておかなければならないのが、どれだけ
全員の音を合わせた演奏ができるか、というところです。
バンドでは、当たり前のことですが指揮者という存在はもちろんいません。
ですから、バンドでは全員が同じテンポで同じように曲を演奏していくために、
誰か一人メンバーで基準になる人を選んでいきます。
大抵はこれがドラムの場合が多いのですが、場合によってはボーカルに
合わせる、ということもしていると思います。
バンドメンバーの音がみんなばらばらに聞こえてしまうバンドというのは、実は
この基準となる人がメンバーによってまちまちになってしまっている場合が多い
のです。
たとえば、ベースがドラムを基準にして、ドラムがボーカルを基準にして、
ボーカルはギターが基準で…という風になってしまうと、当たり前ですが少し
ずつテンポがずれてしまって、なんだか気持ち悪い演奏になってしまうことが
多いのです。
だからこそ、バンドで何か曲を合わせるときには、あらかじめ基準とする人を
選んで全員が同じ人を基準にできるようにしておく必要があるということですね。 |
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